中国を斬る2 易姓革命
中国5千年という虚言。
孟子らの儒教家が理論づけた「易姓革命」という考え方がありますが、これが最も根源的な誤りで、全ての元凶と言えるかもしれません。
天命を受けた有徳の天子が王朝をつくり、万民を統治すると説く。もしその王朝が徳を失ったら、天は新たに、別の姓の有徳者に天命を与え、新たな王朝を建てるというもの。
通常、王朝交代は、新しい勢力が前王朝を滅ぼすことによって成し遂げられるが、この理論により、前王朝は全否定され、新王朝が正当化され、在らぬ美談も出来上がっていく。
前王朝は徳を失い、万民を苦しめた。だから、新たな有徳者が立ち上がり、前王朝を滅ぼし、新たな王朝を開いたという捏造物語が始まる。
このように、中国史の王朝交代は、つねにこの易姓革命の正当化による、欺瞞の繰り返しで成り立ち、日本のような伝統や文化の継承などとは別世界の、嘘で塗り固められた歴史で綴られてきている。
歴史修正主義の温床ともいえ、中国5千年という虚言から学ぶべきものは、ほとんど無い。
現在の「習近平王朝」は、その結実とも言え、これだけコロナで世界を混乱に落とし込んでおきながら、政治利用し、発祥地まで否定。
どさくさに紛れて、未だ尖閣周辺で、隙あらば侵略の機会を伺っている中国船。
今の日本の政治家に要望するとすれば、最低でも、こうしたシナの歴史を認識したうえで、国家のことを考えていってほしい。
近平来日はどうなるか知れませんが、断固反対の運動は続けていきたいと思います。
というか、安倍さんは、コロナは「中国から世界に広がった」と、しっかりアメリカと歩調を合わせの発言をしたので、腹を決めたように感じる。それでよし。
見てはいませんが、アニメ「キングダム」も、歴史の裏を知ると、ほとんど興ざめしてしまい、それぞれの氏族共同体が担ぎ出した人物を、勝手にヒーロー扱いしてるだけじゃないかと、冷めております。だって、最終的に皇帝「習近平」なんだから。
でも少し引いて見るのはいいかも。