読み放題対象「私はいいけどお前はだめって話をしてるんだよ」|丹羽薫ちゃん

うあ~!テロサーの姫!! そんな言葉が駆け巡った。例のあの重信房子氏(76歳)の出所風景である。 支持者達が花束を渡し、ちやほやしている風景の報道は、多くの人々に違和感をあたえた。その「爽やか」な出所風景は、「日陰もの」のそれでは全然なくて、まるで「青春のアイドルがやっと戻ってきたぞ」「英雄の帰還」的な感じだったからだ。 今回はこの重信房子の出所をめぐる言説空間、私達が違和感を感じた正体を言語化してみたい。特徴的なのは、その「語りの構造」だ。 「彼女のしたことは許せないこととはいえ」「彼らの社会を変えたい情熱は~」「それぞれの正義があった」「今の若者はどう思うか!」などと語る仕

https://note.com/niwakaha/n/nee376caa8b20