ファンからの苦言3 青の時代
サンクチュアリ教会というのは、組織形態としてはプロテスタントに近く、全くのピラミッド型でないため、どこか問題があったとしても、すでに、お互い牽制し合ってる節があり、その辺りは有効に機能している。組織全体が崩れ去る心配はなく、たとえ悪に侵入されたとしても、いつでも改革は可能な団体であり、安心はしています。
ただし、個人であったり、組織であったり、歪んだ誹謗中傷は、あまり見栄えのいいものではなく、ほどほどにしておいた方がいい。ほとんど人のことを言えないのは知っているので、あくまで過度のということです。
さて、自己の位置を見失ってはいけないという話をします。ヤマハの営業ではありません。
私は「キイハンター」の頃から宮内洋のファンで、かつて名古屋で「ライダーファンクラブ」の大人の集いのようなイベントに参加したことがあります。当時はアギト放映中だったので、要潤も来てたし、たのきんトリオのよっちゃんバンドも来てたなあ。
で、客席後方の出入り口ドア近くに座る私の真横から、いきなり宮内洋が「ちょっと待った~~」と、サプライズで登場。あの感激は、わかる人でなければ、わからない。
本物の風見志郎が、1メートル横に・・・居る。
いや、そんな話ではありません。
宮内洋は「秘密戦隊ゴレンジャー」出演のオファーを受けた際、アオが脇役と勘違いし、当初は断っていたそうだ。原作者石森の「アカレンジャー = 宮本武蔵、アオレンジャー = 佐々木小次郎、というスタンス」との説得でようやく受諾したが、後年、あるインタビューで、アカは俺がやるべきだったと豪語。
ここが苦言のポイント。
違う。あなたは「アオレンジャー」だから良かったのだ。ファンはしっかり見ている。
「アカレンジャー」は誠直也しか考えられない。自己の位置を離れてはいけない。
これは私たちの生活にも言えることで、それぞれの本分というものがある。
それぞれが、その本分をわきまえ行動するなら、大いなる戦力となるが、位置を見誤るとチーム崩壊の危機にもつながる。
かつて盲目の拳法家師範代が、相手が江田島平八であるとも知らずに、上から目線で戦いを挑み、後に、その不明を恥じることになったのと同じ。
聞いたところでは、実社会にも、死後の世界にも、厳然とした格位というものがあるそうだ。自己の位置を認識せず、無謀に言いたいことを言ったり、他を非難してはいけない。あとで、あるいは霊界で大恥をかくことになりかねないからだ。
アオは決して脇役ではなかったし、実際、アオの方が好きな奴も多かった。
あなただから良かったのだ。
それにしても、誠直也は、ヤクザの若親分にしか見えん。
今年は雪、降らんなあ。暖冬で心配。
資料
男塾最大級の宿敵「梁山泊」に、闘弓術を使う「蒼傑」がいる。蒼傑は、天挑五輪大武會準決勝で梁山泊十六傑として出場するも、かつては大陸で、義賊「護連者」なる5人の戦闘集団を結成しており、構成員「紅傑、黄傑、緑傑、桃傑」の2番隊長として名を馳せていた。
天挑五輪敗退後は、その腕を見込まれ、江田島の計らいで男塾へ入塾。卒後、日本の秘密戦隊結成に大きく貢献したとされている。当然、日本の「ゴレンジャー」は、その指導のもとに結成、警察とは別の機動隊として世に送り出されることになった。
民明書房刊「秘密戦隊の原点を辿る」より