死の壁を砕け!

赤い侵略とグローバリズムから皇国日本と世界を守る

捏造歴史、WGIPからの解放。反キリスト軍ソロス、ディープステート、イエズス会、家庭連合(旧統一教会)、そして支那との戦い。

オマージュ神拳2 久保木先生に捧ぐ

かつて「美しい国、日本」という標語を叫んだ男が3人いる。
時系列順で言いますと、川内康範、久保木修己、そして安倍晋三。
まず川内先生。作品である「コンドールマン」で、堂々と「美しいニッポンを守ろう」。
2人目、日本統一教会初代会長・久保木修己(98年死去)。そして3人目、第90代内閣総理大臣である安倍晋三は、その著書内容をリスペクトしたとも言われている。



後年分かったのですが、この3人がどこで繋がるのかというと、まず川内先生は福田赳夫の秘書を務めておられ、久保木先生は福田先生とも入魂の間柄。当然、安倍さんにもその魂は引き継がれていく。
自分は統一教を内側から見てきた者として、外側から邪推したり、左翼情報に踊らされ陰謀論を振りまく人間とは、そもそも情報量が違う。もちろん良いも悪いもあり、正当保守が危惧する内容も十分理解しているので、下手な弁護はしないし、その証拠に今や攻撃側。正直、苦しい部分もある。全てを語るわけにはいきませんが、理解しておいて欲しいことはあり、根っこの部分に少し触れておきます。


私の組織人としての使命は久保木先生の時代で終了と思っていますので、その後の劣化した幹部と組織には何の思い入れもありません。そして、久保木先生に追従してきた者として、教団が時の政権とどのように関わり、どのような方向で進んできたか、概略は知っています。
満州生まれ、さすが戦中派は、根っこをしっかりつかんでいる。
誤解されがちなのは、教会の目標の1つに主権復帰というのがあります。日本、韓国、共に自由主義の一員として、強い独立国家として存在すること。なにも統一原理という韓国教で日本を席巻しようとしてきたわけではありません。使命が終われば解散の話もありましたし、日韓のデリケートな問題を扱いながら、共に未来志向で進むよう活動。よって、国内においての最上級の宿敵は在日左翼でした。
今では微妙な方になってしまったが、総連前での江利川さんのアジ演説(朝鮮大学前で認可取り消しを求めて黒板講義、3年間、約1000日抗議活動)は強烈だった。このあたりは、いちおう理解しておいたほうがいい。
そして、グループの規模は、微力ながら世界に展開。今でこそ馬渕睦夫さんなどのおかげでDS(ディープステート)という名が知れ渡ってきましたが、昔からことごとく妨害し立ちふさがったのがこの勢力で、これに真っ向から挑んできたのが統一グループ。いい例がワシントンタイムズの創立であろう(首都唯一の保守紙)。
単なる伝道目的なら、西海岸あたりからじっくり責めていけばいいものを、こともあろうに堂々と首都ワシントンから切り込んでいったため、凄まじい反発を食らうことに。ダンベリーという刑務所にもぶち込まれた。そんな団体が時を経て、枝分かれしたサンクと同じ方向を持つトランプに繋がっていくのは当然の話である。


付け加えるなら、このDSに日本人として挑んだ者がいる。闇将軍、田中角栄。
角栄は彼らのウランという世界利権、エネルギー政策に真っ向からぶつかってしまったため、凄まじい怒りを買い、結果は御覧の通り。ロッキードへと繋がっていく。こういう裏を知っている方は、どれくらいいるだろうか。


ところで日本の中核を担う閣僚級の議員、あるいはフィクサーと呼ばれる者は、この教団の本質を知っていたので、100%同調はできないものの、当時、一線を保ちつつ悪く言う者は少なかった。要は戦中派なのだ。
そもそも初代勝共会長笹川良一、御殿場の妖怪岸信介、児玉ら大物右翼と呼ばれた者たちや、裏を知り尽くした政財界の大物たちが、一介の宗教団体の長にコロッと騙されてきたとは考えにくい。そちらのほうが不自然である。要は日韓の根底にある問題の本質を知っていた者たちである。今のネット情報で踊らされる世代とはわけが違う。
竹島問題爆発の阻止、憲法改正、スパイ防止法推進、ソ連の肝入り共産党や社会党、極左との闘い。久保木さんの後ろには、日の丸が燦然と輝いていたからこそ、層々たるメンバーが集っていった。
知る方は少ないかもしれませんが、石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」を撮った井上梅治監督や月丘夢二さんとのエピソードは笑いが止まりません。今は昔ではありますが。


昔はエアガンを売っていた時代もありましたが、今では見事にアメリカでの※修正第2条を押すサンクチュアリ教会に繋がっていき、私にはようやく話の筋が見えてきました。
文氏が目指したかったのは独立国家としての強い日本と韓国、そして世界警察としてのアメリカ。DSや中国が展開しようとするグローバリズムとは真逆の、自由と民主主義の国家群だったことは言っておきます。


ただし、それでも正当保守が危惧しているとうり、ダブスタであることは否めません。今ではお荷物になってしまった日韓トンネルや慰安婦問題への介入。本当になんとかしてほしいものだが、とりあえず思ったことだけは、これからも言っておきます。


※久保木修己[クボキオサミ]
昭和6年(1931)、中国丹東市(旧満州安東市)生まれ。終戦とともに引き揚げ、13歳にして初めて日本の土を踏む。慶応義塾大学在学中に立正佼正会に入会。その後、青年部長、会長秘書として活躍した。昭和37年、世界基督教統一神霊協会に入教。同39年、会長に就任。昭和43年、国際勝共連合を創設し、会長に就任。日本共産党と対決し、WACL(世界反共連盟)世界大会、「救国の予言」講演会などを精力的に展開。また、自主憲法制定・北方領土返還・スパイ防止法制定などの国民運動を推進し、各界有識者から高い評価を得る。日韓安保セミナーを通して韓国との交流を深め、日韓トンネル構想の実現に力を尽くした。平成10年(1998)、享年67歳で永眠


※修正第2条[武器保有権] [1791 年成立]
規律ある民兵団は、自由な国家の安全にとって必要であるから、国民が武器を保有し携行する権利は、 侵してはならない。