メシヤメーカー

2022/02/15 10:44

少なからず社会に影響を与えてきた統一教会。教主他界後、夫人の独壇場となり、独生女論を振りかざすようになったため、虚偽性に気づき始めた信徒が次々と離脱。
遅ればせながら、江利川と在韓日本婦人の日本大使館前謝罪事件で、自分は教会関連ほとんど何も信じなくなってしまいましたが、振り返ってみて検証するにはいいきっかけだったと思っています。
自分は極力、客観的に検証したいだけなので、信徒の方々ご容赦を。

そもそも統一教会に一貫性がないのは、教理自体に欠陥があったことと、いくつかの矛盾を内包したままの出発。それゆえ時代の流れの中で、教えは正常に機能せず、方向が大きく狂わされていったと思っています。それと、文教主の政治的、思想的立ち位置の問題で、ここを取り上げる方は、全体としては少ないですが、いくつか本質を突いたサイトも散見できます。先祖伝来、李承晩に寄りかかるような家系と思想背景。虚飾に満ちた発言の数々は、必然的に教会員を混乱に導いてきました。そもそもメシヤとは何ぞや・・・と思っていますが、以下、師観さんのブログを参考にさせていただきます。

統一教の原罪論の恐ろしいところは、全人類はすべて原罪を持っているので文教主の逆不倫の性の儀式を通さないと誰も救われないと説いているところです。
血統転換論は血代交換、すなわち血分のカルトの系譜に位置づけられる教義なのです。
さらに、神は創造はしますが、繁殖はしませんので、神には血統と言う概念は生まれて来ません。神々を繁殖したら、神はもはや唯一絶対の神ではなくなるのです。
「自分を通さないと誰も救われない」と説く宗教は、宗教学では帝国主義的宗教に位置づけられるのです。

師観のブログずっと気になっていたので質問です。（原罪についてのアボジの発言）

統一教会がかって世界教会協議会に加入を申し込みましたが断られました。彼らの教義担当者が原理講論を読んで研究したところ、これはキリスト教ではないという結論を出したのでした。
最大の理由は文師をイエスの再来とはとうてい思えないからです。
※参考
世界教会協議会（せかいきょうかいきょうぎかい、英語:The World Council of Churches 、略:WCC）は、世界的なエキュメニカル組織である。スイスのジュネーヴを本拠地に、120か国以上からの340を超える教会と教派の会員が所属している。
世界教会協議会 - Wikipedia
第二の理由は聖句がほとんど使われていない創造原理です。易学から拝借したような陰陽の二性性相とかその他の論理体系は聖書神学とは別な一つの宗教哲学に見えるのです。
第三の理由は原理の奥義である罪の救済方法、すなわち無原罪である文教主の血統に接木される祝福、血統転換（血代交換）がイエスの救済方法とはあまりにも違うことなのです。

文師はイエスがやり残した人類救済の使命を天から与えられたというのですから、立派なメシアです。したがって、ユダヤ教は機能的メシア観ですから、その観点から見れば全く問題にならないのです。また、文教主以外にも人類救済の使命を天から与えられたという人が現れても全く問題がありません。
女メシアも聖書には出て来ませんが理論的には問題ありません。また、わざわざ神がかり的になって天から啓示を受けなくても、その人の実存においてがメシアの自覚に至れば立派なメシアです。だから、文師は自分以外にメシアの使命を受けた人が自分も含めて7人いるとか、12人いるとかというのです。
※コメント
（記憶では、極真空手の大山倍達もその一人と聞いたことがあります。）

原理は創造原理、堕落論、復帰原理の三本柱から成り立っていますが、人類始祖が堕落しなければ、堕落論も復帰原理もありませんし、復帰が完了したら、創造原理しかありませんので、残るのは創造原理しかありません。だから、原理教でいいのです。しかし、創造原理が果たしてどこまで真理なのかを検証する必要があります。

師観のブログ原理はキリスト教か？

吉田清治のフィクションに乗った朝日、それを利用した韓国。それに乗った清平。私は覚えている。今では当時知識が乏しく胸の痛みを感じなかった私だが、アボジは謂った。
「日本は１６万人の韓国人女性を慰安婦にした。それを蕩減するため日本から１６万人の日本女性が韓国にきてみ言を学ばねばならない。その際、一人１万ドルを持参しなさい」

日本に１６万人の会員がいるはずがない。家内は二度、当時、高校生だった娘が一度訪韓している。私は三万ドルを献金した。当時、自書が宗教団体で飛ぶように売れていたからそれを果せた。
慰安婦を利用したのが清平。「真の家庭」に歴史の事実を知っている人がいたならストップをかけただろう。
しかし、清平の慰安婦摂理？はそのまま動いた。江利川一行在韓日本婦人はは日本大使館前で和服を着て謝罪した。朝日が謝罪した。さあー、UCはどう対応する。金孝南がどう謝罪するか。見物である。謝罪した時点で清平は崩壊する。それと共に摂理の方向転換が余儀なくされる。

師観のブログ朝日新聞の虚報に便乗したＵＣ

今さら何ですが、教会では信徒が信仰として捉えている「文氏はメシアである」とされる内容も、自分はべつにどちらでも構わない。
そうでないなら「オッサン、少しは手伝ってもらうぞ」だし、メシアなら「お手伝いしていただけませんでしょうか」と、言い方は少し違ってくる。
以下、文師から送られて来たという霊界メッセ－ジの断片で、自分には真偽は分かりませんが、個人的には信じてもいいと思ってます。

私は、ある基準に達した人だけが、神様と直接交流できると教えましたが、では、具体的にどうしたらそこに到達できるのか、教えませんでした。実は、私自身にその経験が無く、ただ理想を述べる事しかできなかったからです。
それでは、神様にとっての王座とは何でしょうか？　それは、一人ひとりの内で起こる神様の光との一体化です。そして、それは上から命令されて作られるものではありません。
神様が一人ひとりに下さっている”青写真”が有ることを学ぶにつれて、私のそれまでのやり方が、如何に多くの人々の個人的、かつ個性的な成長を妨げた事か知らされ、心痛く反省しています。
“人類歴史の復帰”と言う事を強調し、“公式路程”を教え、会員と金を集めよと要求しましたが、それらは主に統一運動の為であって、個人を尊んで、その創造性を促すものではなかったのでした。
協会と言う組織を築く為に力を注いだのであって、神との関係に於いての個人の成長を支援するものではなかったのでした。

師観のブログお父様が皆の前に一人の兄弟を立たせて「蔚山アリラン」を歌わせて御自身も口ずさまれる動画に対する感想

残念ながら、統一教（家庭連合）はそれぞれを天国へと導いてくれません。霊界ごとなので真偽はわかりませんが、２代目ショーンは、家庭連合はイスラムより低い場所にいると語られたことがあります。使命が大きい存在が失敗したら、そうなるという教訓として私は理解し、支持してています。
ざっくりの話ですが、もしそれが本当なら、飲酒もせず、俗悪文化に染まらず、おまけに下ネタも発せず、ほとんど全てを犠牲にしてきたと思われる方たちより、酒、タバコ、ギャンブル、やりたい放題の人間だが、道を踏み外さない真っ当な生活ができたなら、そちらの方が天国に、より近いと言える。教会人が信仰２世、３世と言っていても、そんなもの信徒内だけで通じる価値観であって、この世でもあの世でも何の価値もない、ただの戯言。
だが、そういう健全な者らが、かえって地獄に近いとなると、本当に哀れで、不憫でならないのも事実。そして仮にの話ですが、むしろ酔拳を使いながら敵を倒していく存在の方が、よほど神の戦士ということになる。