ムラゴン ホーム
平和を阻害する再臨論 ～世界日報事件を少し振り返る～
「伊藤博文は韓国の建国の父だ！誰が伊藤を暗殺したのか」
史実を中心に考えれば、高宗のこの言葉が、日韓問題の全てを象徴しています。
統一教会の凋落に関する問題は、よく内部からは「アベル・カインの在り方が間違っていた」と聞くことがありますが、もちろんそれも要因の１つでしょうが、私は根本は違うと思う。それは歴史認識の誤りからくる、方向性の間違いだと思う。そこから全てに波及し、慰安婦謝罪などの問題に発展していっている。
これによって保守から完全に見捨てられ、現在、日本教会は孤立の道を辿っている。
文氏は韓国を美化しすぎました。美化どころか、歴史を曲げている。他にも理由があるでしょうが、それが崩壊の根本にあると思っています。教会にどれだけ真理が内在していようと、こう多くの虚偽が混ざりこんでいては、離反者が出ても仕方ないこと。仮に、その多くを善意で受け取ったとしても。
文氏は信徒だけでなく、多くの人間を巻き込みながら、ついにテロリストを輩出したのではないかという疑問も残る。これから教会は、この逃げようのない現実に向き合っていくしかない。
第一義ミッションが果たされている基台が残っている＝「祝福・入籍」の基台があるので、モーゼのミッションを継承し、カナン復帰を成し遂げた、ヨシュア、カレブのように、弟子たち・後継者がカナン復帰のミッションを果すべきであります。
アボジ＝モーゼ、弟子たち＝ヨシュアです。カナン復帰は成就するでしょう。メシアは天界から「統合の象徴」になり、遺言の『原理講論』などががあれば、世界復帰は必ず成るでしょう。
しかし、現状の韓半島の様な現実は、日本も韓国と同様に「再臨の為に特別準備されてきた国」である」との認識をせずに書いた「原理講論・再臨論」の「反日亡命政府史観的」な誤りが、韓国至上主義＆「日本罪悪国家論」とのいう、偏向内容が天が願う「韓国の親日国家化」と「韓日一体化」をメチャクチャにしたのでした。
李氏朝鮮にはそのままメシアを迎えることが不可能であり、「４０年の日本の統治」こそが、韓半島にメシアを迎える尊き条件であった」と、日本のメシアを迎える「４０年統治を評価」すべきであり、原理が日本の偉大な貢献を明確記述すべきであります。
テロリスト・安重根の英雄記念館開館（旅順・１９９４年）など等は、日本に対して、「４０年韓半島統治」に関して、ネガティブな誤った摂理認識でありましょう。
伊藤博文は韓国の建国の父だ！誰が伊藤を暗殺したのか（高宗の第一声『伊藤博文暗殺事件』、『安重根の真実、愛国者がテロリストになった日』高宗の言葉）
一般論としても隣国日本に対しての韓国の「反日国是」は『反日韓国には明日が無い」呉善花著と批判されています。
韓国人に対して「隣人（日本）を愛せよ。恩讐（日本）を愛せよ」のメシア思想にも抵触する、誤った歴史認識、摂理認識がこの運動を天運から脱落させてしまいました。基本的にほぼ１００％間違いです。
再臨論は「４０年統治の貢献」を評価し、「日本は再臨時代に準備された国であり、世界のモデル国家として準備された国である」と修正すべきでしょう。
選民は、韓国も？ 日本もであり、「東方の日の出る国」とは、やはり一般論でも＝日本でありましょう。平安北道は、日本から見た場合には、かつてのメシア降誕の地「日本のナザレ地方」と言えるでしょう。この間違いが悲劇の結果をもたらしたことは間違いないであろう。原理講論は真逆の「反日亡命政府史観」に毒されています。
文鮮明師は再臨の第一義ミッションを成就し、あとは弟子たちに復帰のミッションを継承させるべきでした。メシア＆メシア家庭がＵＣ運動を「直接統治」（統治権行使）すれば、「専制＆独裁」的になりうまくゆくことは無いでしょう。
事実ＴＦは第一次ミッションは立派に成し遂げ、「あなた方もメシアになるべきだ」との貴重なメッセージをしめされたのでした。ミッションは「第三アダムから第四アダムへ」「あなた方は文神学校の卒業生である」と。
「神仏＝天民主義による『人類一大家族世界実現』＝新エデン建設、神の祖国創建＝天一国建設」は神と人類のドリームであり、時間と多大な投入が必要ですが、「悪の世界は加速度的に自滅する」ので「世界平和統一兄弟国家連合」＝「新エデン復帰」の夢は必ず実現するのであります。
２０２０年、韓国＆朝鮮がダメならば、摂理は「米国＆日本＆英国」など等、新たな国家戦列で、神は復帰戦を早めるに違いないでありましょう。誤った喜劇的な韓国・朝鮮至上主義の終焉と、新たな第二ラウンドの始まりとなるのでしょう。
悪の主権の終わりが必ず来るのであります。必ず世界一大家族＝「世界平和・兄弟国家・国家連合」は実現するでしょう。「天民主義」「天民家族主義」＝真理であります。
今になって思うのは、副島さんの方が正しかったのではという疑問。それぞれで検証してみてください。安倍さんが殺害されたという事実と、統一教の現状から推察すると、どうしても自分には副島さんが悪には見えないのです。むしろ愛国者だったのでは。
一連の教会の問題が表に出て、最近そう思うようになりました。
『文藝春秋』1984年7月 134-151頁
これが『統一教会』の秘部だ – 世界日報事件で『追放』された側の告発
副島嘉和 (「インフォメ一ション」編集発行人)
井上博明 (「インフォメ一ション」営業担当)
日本語版から削除された個所
昨年十二月末、朝日新聞が世界日報事件と私の統一教会批判の動きを記事にし、その見出しに「韓国色濃い儀礼」とつけていた。その文中で「統一教会はキリスト教の完成をめざす世界宗教のはず。しかし文師の考えで、儀式の服装、拝礼、用語など韓国色が強すぎる。欧米では、人事も韓国人が偏重されている。日本人として改善の必要を感じていた」という趣旨の私の談話を載せていた。その私の気持は今いっそう強くなっている。
たとえば、先に引用した「世日事件についての対応」という指示の中で「これらの事実（私たちが反逆行為を行ったなどの）を全食口に周知徹底させ」と「食口」といぅ韓国語をつかってある。食口とは韓国語で「家族」の意で、統一教会では会員のことをそう呼んでいる。
さらに昨年十一月五日出された「子女の日特別指示」には「本日を期して韓国語を全食口学ぶように！」と書かれている。朝日新聞の記事にも書いてあるが、統一教会では韓国語を将来の「祖国語」といういい方で、信仰の母国語と規定しているが、このような韓国語全員学習の特別指示が出されることは、初めてのことだ。
統一教会は、韓国で生れ、韓国人「文鮮明氏」を教祖とする宗教であることは、いうまでもない。そのために、信仰儀礼などに、いくばくかの韓国習俗的なものがあることは仕方がないとしても、問題はただそれだけでなく、「韓民族」が選民であり、他民族に優越していると説くことである。この考え方は、キリスト教本来の世界宗教としての性格を否定することになる。選民に対する考え方こそが、民族宗教と世界宗教を分つ点である。
このようにみれば、「韓民族」が選民であるとか、韓国が世界の中心であるという考え方は、キリスト教の正統をつぐ世界宗教としての統一教会という原則と明らかに矛盾する。しかし、統一教会の教典「原理講論」の韓国版には、そのことを明示した記述がある。
ところが、この部分は日本語版の「原理講論」から意図的に削除されてきたのである。韓国版「原理講論」の第六章第二節「イエスはどこに再臨されるか」の以下の個所に、「韓民族」を選民とし、韓国語が祖国語、世界共通話になるなどの韓国中心主義、世界宗教とは異質な韓国の民族宗教的なものであることが示されている。
「古来より東方の国とは、韓国、日本、中国の東洋の三国をいう。ところでそのうちの日本は、代々天照大神を祟拝してきた国として、その上全体主義国家として再興期に当っており、かつての韓国のキリスト教を苛酷に迫害した国であった。そして中国は共産化した国であるため、この両国はいずれもサタン側の国家である。したがって端的にいって、イエスが再臨される東方のその国とはまさに韓国である……イエスが韓国に再臨されるならば、韓民族は第三イスラエル選民となるのである」
「この国（韓国のこと）であらゆる文明が結実しなければならない。有史以来、全世界にわたって発達してきた宗教と科学、即ち精神文明と物質文明とは韓国を中心として、みな一つの真理のもとに吸収融合され、神が望まれる理想世界のものとして結実しなければないないのである……ゆえにまさしくあらゆる文明が結実しなければならない韓国においてなされなければならないのである」
「言語はどの国で統一されるであろうか？その問いに対する答えは明白である。子供は父母の言葉を学ぶのがならわしであるからである。人類の父母となられたイエスが韓国に再臨されることが事実であるならば、その方は間違いなく韓国語を使われるであろうから、韓国語はまさに祖国語となるであろう。
したがってすべての民族はこの祖国語を使用せざるをえなくなるであろう。
この日本語版で削除された再臨に関する部分が、原理講論の結論だといっていい。いわんとすることは、再臨主とは韓国人である「文鮮明氏」のことであり、「韓民族」は選民であるから、「文鮮明氏」によって世界は統一され、必然的に韓国は世界の中心となり、韓国語が世界の共通語となる。そして、「文鮮明氏」夫妻が、全人類から「お父さま」「お母さま」と尊称される「真の父母」になるということである。
このような教義には日本人に対する韓国人の歴史的に屈折した心理が反映しているのであろう。それが「文鮮明氏」の日本統一教会とその幹部に対する、強い不信となって表れて来る。そのような「文氏」の実像と統一教会の本質をあらわにみせたのが、「子女の日」の指示事項の中で、とくに責任者に祈禱の指示をした「大石様とエバ国家が心情一体となれますように」という項目である。
ところで、統一教会は悪ですが、メディアの捉えるような悪ではない。今あるのは、ほとんど左翼側から捉えた統一教会で、そこを叩いているにすぎない。
もし統一教会を本当に叩きたいなら、俯瞰した立場、あるいは保守側からの観点でないと、正邪入り混じった教団の、本当の問題点は炙り出されてこない。
おそらく数々の悪行と共に、それなりの功績も表に出てくるはずだが、左翼はそれを嫌い、都合のいい汚点だけを表に出したい。
こうして、メディアのような左翼が叩くと、悪党が悪党を叩いているような形になるので、山上のようなテロリストがヒーロー扱いされ、中国が大喜びするような構図になってしまう。というか、なってしまった。
あくまで、私は真実が知りたいだけです。